
スポーツ障害概要
日本のスポーツ人口
日本のスポーツ人口は、10歳以上の統計で7800万人に及ぶそうです。学校の部活、クラブ、アマチュア、プロ、趣味としてスポーツをやっているか?という調査の結果です。以下を参照して下さい。
社会生活基本調査
今回調べた社会生活基本調査は5年おきに実施される社会生活基本調査というもので10歳以上の人がデータの対象のようです。e-Stat(政府統計の総合窓口)
日本のスポーツ人口
スポーツの種類 数(千人) 割合 総数 77977 100.0% 1 ウォーキング・軽い体操 46821 60.0% 2 器具を使ったトレーニング 16672 21.4% 3 ボウリング 14334 18.4% 4 ジョギング・マラソン 13667 17.5% 5 水泳 12430 15.9% 6 登山・ハイキング 11346 14.6% 7 つり 9814 12.6% 8 サイクリング 8934 11.5% 9 ゴルフ(練習場を含む) 8900 11.4% 10 野球(キャッチボールを含む) 8143 10.4% 11 卓球 7664 9.8% 12 バドミントン 7559 9.7% 13 その他 7176 9.2% 14 サッカー(フットサルを含む) 6770 8.7% 15 スキー・スノーボード 6089 7.8% 16 テニス 5625 7.2% 17 バレーボール 5136 6.6% 18 バスケットボール 4864 6.2% 19 ソフトボール 3017 3.9% 20 ゲートボール 831 1.1% 21 剣道 692 0.9% 22 柔道 652 0.8% データソース
統計名:平成28年社会生活基本調査 調査票Aに基づく結果
生活行動に関する結果 生活行動編(全国) スポーツ表番号:14-1
表題:男女,ふだんの健康状態,頻度,年齢,スポーツの種類別行動者数(10歳以上)-全国
実施年月:2016年引用サイト:山とミニマリズム
恐らくひとつの競技だけではなく、複数のスポーツをやっていると思います。年齢別にするとまた違ったデータが出てくるでしょうね。日本人の人口が1億2千万人ですから、かなりの割合で何かしら体を動かすことをやっているということです。
スポーツ障害とは
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
スポーツ障害(スポーツしょうがい)は、スポーツ(運動)をすることで起こる障害や外傷などの総称である。使い過ぎ症候群(つかいすぎしょうこうぐん)ともいう。
概要
長期的に同じスポーツを続けることなどにより、体の一定の部位に負担がかかって起こる障害。スポーツにおける体の使い過ぎ(オーバーユーズ)を原因とするもので、成人だけでなく、成長期の子供にもよく起こる障害である。
主なスポーツ障害
頭・脳の障害 脳挫傷 – 脳震盪 – 慢性外傷性脳症
首の障害 外傷性頸部症候群 – バーナー症候群
肩の障害 ベネット損傷 – SLAP損傷 – 野球肩(三角筋炎 – 腱板炎 – リトルリーガーズショルダー) – 水泳肩 – テニス肩 – ゴルフ肩 – バレーボール肩 – バドミントン肩 – 投擲肩
上腕の障害 上腕二頭筋長頭腱炎
肘の障害 離断性骨軟骨炎 – 野球肘 – テニス肘 – ゴルフ肘 – 水泳肘 – 岩登り肘 – バドミントン肘 – 卓球肘 – 投擲肘
前腕の障害 コーレス骨折 – ボウリング腕
手の障害 腱鞘炎(ド・ケルバン病) – キーンベック病 – TFCC損傷
腰の障害 腰椎分離症 – 腰椎すべり症 – 椎間板ヘルニア – 梨状筋症候群 – 筋筋膜性腰痛 – 卓球腰 – サーフィン腰 – スノーボード腰 – サイクリング腰 – スキー腰
大腿の障害 大腿骨頭すべり症 – 筋断裂 – 肉離れ
膝の障害 離断性骨軟骨炎 – ランナー膝(オスグッド・シュラッター病 – 腸脛靭帯炎 – 棚障害 – 鵞足炎) – ジャンパー膝 – サッカー膝 – 平泳ぎ膝 – バレーボール膝 – バスケットボール膝 – テニス膝 – ジョギング膝 – ウォーキング膝 – サーフィン膝 – スノーボード膝 – 卓球膝 – スキー膝 – 膝蓋骨脱臼 – 半月板損傷 – 靭帯損傷(外側側副靭帯損傷 – 内側側副靭帯損傷 – 前十字靭帯損傷 – 後十字靭帯損傷) – 関節軟骨損傷
下腿の障害 シンスプリント(脛骨過労性骨膜炎) – コンパートメント症候群 – アキレス腱炎(アキレス腱周囲炎 – アキレス腱滑液包炎) – アキレス腱断裂
足の障害 フットボール足 – サッカー足 – フットサル足 – サイクリング足 – スケート足 – テニス足 – 足底筋膜炎 – 踵骨骨端症 – 捻挫 – モートン病
その他の障害 疲労骨折 – 筋痙攣 – イップス – ハンガーノック
矢作治療院で取り扱い可能症例(赤字)、一部条件付きまたはリハビリとして取り扱い可能症例(青字)
こうやって見てみると、各競技名に対しての疾患名が多いですね。あまり聞いたことがないものもあります。
次回からは、この主だったスポーツ障害から個別に考察を入れていきたいと思います。
矢作スポーツ障害研究室 supported by 矢作治療院
矢作治療院
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